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特集:Peter Barakan's Music Film Festival/ピーター・バラカン氏からのコメント到着

解説記事 スターチャンネルEX 編集部
特集:Peter Barakan's Music Film Festival/ピーター・バラカン氏からのコメント到着
ピーター・バラカン氏による作品選出で話題の音楽映画祭「Peter Barakan’s Music Film Festival」が2022年も開催決定。これにあわせ、スターチャンネルEXでは映画祭上映作品の一部を特集配信いたします。ピーター・バラカン氏からも喜びの声が届きました。映画祭も配信も、どちらもぜひお楽しみください。

目次[非表示]

  1. 特集企画に寄せて(文:ピーター・バラカン)
  2. 配信作品紹介
    1. MONK モンク / モンク・イン・ヨーロッパ
    2. BILLIE ビリー
    3. ジャズ・ロフト
    4. マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!
  3. こちらもおすすめ|音楽映画・ドラマ
    1. スモール・アックス
    2. 絶叫パンクス レディパーツ!
  4. 加入方法
  5. 映画祭公式HP

特集企画に寄せて(文:ピーター・バラカン)

 全国的にシネコンが増える映画産業では良質でありながら万人向きではない作品が公開されても多くの人に気づかれずに消えて行くことが少なくありません。だからこそ2021年に音楽映画祭を始めたのです。いい感触を得られたので今年第2回を開催しますが、この形でいくつかの映画をスター・チャンネルでも取り上げていただけるのはとてもありがたいことです。

 伝説の歌手ビリー・ホリデイの知られざる事実と非常にレアなライヴ映像を含む「BILLIE」、記録マニアの一面を持った写真家ユージーン・スミス(日本では水俣の写真で有名です)と様々なジャズ・ミュージシャンとの交際を描いた「ジャズ・ロフト」、60年代後半の円熟期に入った天才ピアニスト、セロニアス・モンクの活動を追った2本のドキュメンタリー、マイケル・ケインが案内役を務め、60年代半ばのイギリスの若者文化がなぜ特別だったかをとても洒落た感覚で紹介する「マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっ飛ばせ」、どれも興味の尽きない作品です。この手のドキュメンタリーは情報量が多いので1度見ても全部吸収することは難しく、もちろん映画館で見ることは理想ですが、配信でこそ追体験できるのが便利です。

 また、音楽映画祭とは(まだ)関係ありませんが、「スモール・アックス」の素晴らしい5本の映画も何度も見てください!

スターチャンネルEX|Peter Barakan's Music Film Festival

出典: YouTube

配信作品紹介

MONK モンク / モンク・イン・ヨーロッパ

MONK モンク / モンク・イン・ヨーロッパ

<ピーター・バラカンさんコメント>
伝説のジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンクの活動を描いた、1968年にドイツのテレビのために製作された2つの短いドキュメンタリー。片方は主にニューヨークを舞台に、クラブでのライヴ演奏とスタジオでの録音風景をとらえ、もう一本はヨーロッパ・ツアーを追ったものです。
MONK モンク
1968年/58分/アメリカ/英語
監督:マイケル・ブラックウッド、 クリスチャン・ブラックウッド
©1968 All rights reserved by Michael Blackwood Productions
モンク・イン・ヨーロッパ
1968年/59分/アメリカ/英語
監督:マイケル・ブラックウッド、 クリスチャン・ブラックウッド
©1968 All rights reserved by Michael Blackwood Productions

BILLIE ビリー

BILLIE ビリー

<ピーター・バラカンさんコメント>
ビリー・ホリデイに関する本を書こうと長年取材を続けていた女性が亡くなった後、その取材のテープを基に作られたドキュメンタリー映画です。ビリーについて知られていなかった話も面白く、「奇妙な果実」を歌うシーンを含めてこれまで見たことがないライヴも必見です。

BILLIE ビリー
2019年/98分/イギリス/英語
監督:ジェイムス・エルスキン
出演:ビリー・ホリデイ、リンダ・リップナック・キュール、 シルヴィア・シムズ、トニー・ベネット 他
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
Carl Van Vechten photographs/Beinecke Library ©Van Vechten Trust / REP Documentary

ジャズ・ロフト

ジャズ・ロフト

<ピーター・バラカンさんコメント>
日本では水俣の写真で有名なユージーン・スミスが1950年代から60年代初頭にかけて住んでいたマンハッタンのロフトには、連日様々なジャズ・ミュージシャンが出入りしていました。常に回っていたテープ・レコーダーに収められた音、そしてスミスの劇的な人生を捕らえた写真の数々は興味の尽きないものです。

ジャズ・ロフト
2015年/87分/アメリカ/英語
監督:サラ・フィシュコ
出演:セローニアス・マンク、ホール・オーヴァトン、 カーラ・ブレイ、ズート・シムズ 他
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
©2015 The Heirs of W. Eugene Smith
Self-portrait, W. Eugene Smith, © 1959 The Heirs of W. Eugene Smith.

マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!

マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!

名優マイケル・ケインが製作総指揮とナビゲーターを務め、60年代ロンドンを振り返るドキュメンタリー。ビートルズやザ・ローリング・ストーンズをはじめとする音楽、映画やファッション、アートなど様々な分野で開花したイギリスのストリートカルチャー激動の10年を改めて検証。“スウィンギング・ロンドン”の息吹を、当時のカルチャーアイコンたちへの取材と数々の貴重なアーカイブ映像によって鮮やかに甦らせる。

マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!
2017年/87分/PG-12/イギリス/英語
監督:デヴィッド・バッティ
出演:マイケル・ケイン、ポール・マッカートニー、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ツイッギー
© Raymi Hero Productions 2017
※一部作品は、Peter Barakan's Film Festival 2022のチラシに掲載されているピーター・バラカンさんによる紹介文を転載しています

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スモール・アックス

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アカデミー賞監督賞を受賞した『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督が、自身のルーツである1960年代~80年代のロンドンのアフロ・カリビアン社会に焦点を当て、人種偏見に立ち向かった勇敢な者たちの実話を含む5つの物語を通して、彼らの生きざまを鮮やかに描いたアンソロジー・シリーズ。
<ピーター・バラカンさんコメント>
スティーヴ・マクウィーン監督によるこの5本の映画こそ、ぼくの音楽映画祭の目玉作品として大きい画面で紹介するのが夢です。1960年代終盤から80年代前半にかけて、ロンドンに住むカリブ系の人々の生活と文化を当時の音楽と共に、ここまでリアルに、鮮やかに描いたこの作品群は傑作と言って差し支えないと思います。黄金時代のブラック・ミュージックに興味ある方にぜひぜひ見て欲しいです。
スモール・アックス
2020年/全5話//イギリス/英語
監督:スティーヴ・マックイーン
出演:レティーシャ・ライト、ジョン・ボイエガ、ショーン・パークス、マラカイ・カービーほか
©McQueen Limited

絶叫パンクス レディパーツ!

絶叫パンクス レディパーツ!

ロンドンに住むムスリム女性のパンクバンド“レディパーツ”が繰り広げる笑いと涙の青春音楽コメディ。現代のムスリム女性に対するステレオタイプを覆すコミカルな描写で、彼らが日頃抱いている思いを的確に代弁して音楽にぶつける姿に元気をもらえると高い支持を集め大ヒット。監督・脚本は『ドクター・フー』の新星ニダ・マンズール。キャストが実際に演奏しているパワフルなパフォーマンスも見どころ。
絶叫パンクス レディパーツ!
2021年/全6話/イギリス/英語
キャスト:アンジャナ・ワサン、サラ・カミーラ・インピー、ジュリエット・モタメド、フェイス・オモーレ、ルーシー・ショートハウス
監督:ニダ・マンズール
© WTTV Limited 2021. ALL RIGHTS RESERVED.

加入方法

映画祭公式HP

上映作品やスケジュールはこちらをチェック!
Peter Barakan's Music Film Festival 公式HP>> https://pbmff.jp/

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