ジャン=ポール・ベルモンド主演の文芸ドラマ。ナチ占領下フランスで、神父に惹かれてしまった無神論者の女性の葛藤を描く。
『サムライ』『仁義』のジャン=ピエール・メルヴィル監督が、神父に心惹かれる女性の葛藤を繊細に描いた文芸ドラマ。主演はジャン=ポール・ベルモンド、共演の『二十四時間の情事』のエマニュエル・リヴァと共に緊張感ある宗教問答を繰り広げる。『シベールの日曜日』でシベール役を演じたパトリシア・ゴッジが、彼女の実姉妹とともに出演しているのも注目ポイント。撮影監督アンリ・ドカによる陰影を強調した映像が美しい。
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