カトリーヌ・ドヌーヴ主演、ルイス・ブニュエル監督の愛憎劇。初老の貴族に引き取られ妻となった少女が自我に目覚める姿を描く。
異才ルイス・ブニュエル監督が、老いた男と美しい少女の奇妙な愛憎関係を描いた晩年期の代表作。ブニュエル独特の不条理な演出や、女性の脚線美にこだわるフェティッシュな表現を盛り込み、『昼顔』に続いてカトリーヌ・ドヌーヴをヒロインに起用。可憐な少女から美を自覚する女へと変貌してゆく姿を、美しくも壮絶に演じている。共演は『フレンチ・コネクション』のフェルナンド・レイと『続・荒野の用心棒』のフランコ・ネロ。
(c) 1970 STUDIOCANAL - TALIA FILMS. All Rights reserved.