人間に禁断の恋をしてしまった天使の運命を、ヴィム・ヴェンダース監督がモノクロの美しい映像で描きカンヌで絶賛された名作。
『パリ、テキサス』など独自の作風で世界中から熱い支持を集めるドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダース。天使の視点で人間を観察するというユニークな設定とモノクロームの美しい映像で捉えたベルリンの風景が見どころで、カンヌ国際映画祭では監督賞を受賞した。淡々と物語が進行する中、TVドラマ『刑事コロンボ』シリーズのピーター・フォークが本人役で出演するなど、遊び心のある設定は映画ファンの心をくすぐる。
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