永瀬正敏と宮沢りえの共演で贈る官能サスペンス。写真家の操上和美が映画監督に初挑戦し、本能と性に翻弄された男女の姿を描く。
男がビデオカメラで監視する運河の向こう側の部屋。その部屋に暮らす妖しい女を、男は24時間、毎日盗撮している。ファッションモデルのように着飾って家を出ていく女。男は女を撮影したテープを袋に詰め、依頼人に渡す。ある日、男は交通事故の現場に遭遇するが、野次馬の中に、血を流す被害者を見つめる女の姿があった。思わずカメラのシャッターを切る男。撮り続けるうちに女の妖艶さに心を奪われた男は、彼女を追跡し始める。
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