ウィリアム・S・バロウズの原作をデヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化したカルト作。謎のドラッグに溺れる男の冒険譚。
1953年、ニューヨーク。害虫駆除員として働くリーは、駆除薬と称して麻薬を密売している容疑をかけられ警察署へ連行される。そこで人間の言葉を話す巨大な虫から、妻ジョーンの殺害を命じられる。ジョーンはリーの駆除薬を麻薬代わりに使っており、彼女に引きずられるままリーもまた駆除薬に耽溺する。そんなある日、誤ってジョーンの頭を銃で撃ち抜いてしまったリーは、謎の組織に身を隠してスパイ活動をするはめになる…。
(c) Recorded Picture Company (Productions) Limited and Naked Lunch Productions Limited 1991.