中国の古典「水滸伝」に登場する酒好きの豪傑・武松が、人食い虎を退治するエピソードをモチーフに映画化した武侠アクション。
官吏の汚職や不正がはびこる宋時代。北方に建国された新興国の金と遼の間では、熾烈な争いが生まれていた。拳法の達人で酒好きの武松は、遼王朝の者に襲撃され重傷を負った金国の皇子から、自分に代わって皇帝の諭旨を国元まで届けてほしいと頼まれる。しかしその途中にある景陽岡には、人食い虎が現れるという噂があった。さらに、残虐非道で悪名高い遼の皇帝とその部下たちが、諭旨を奪うため武松を追ってくるのだった。
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