美しい肢体を披露し、富豪一家を虜にする魔性の女を演じたドミニク・サンダが、カンヌ国際映画祭女優賞に輝いた文芸ドラマ。
1800年代のローマ。金物商人の娘イレーネは金持ちに憧れ、ローマ屈指の大富豪といわれるフェラモンティ家に取り入ろうとする。当主である父親から譲り受けた金でイレーネの実家の金物店を買うことにした次男のピッポは、イレーネを見初めて結婚。だが、それだけでは満足できないイレーネは長男のマリオに迫り、肉体関係を結んでしまう。さらに彼女は、義父のグレゴリオまでも誘惑するのだが…。
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