ロミー・シュナイダー主演の戦時下ドラマ。ナチスによって運命を狂わされた人々の悲劇を、ひとりの少年の視点で描く。
人権擁護委員会の代表を務めるマックスは、パラグアイ大使との面会の席で大使を突然射殺する。マックスは逮捕され、面会にきた妻のリナに自身の過去を話し始める。1930年代のベルリン。父をナチスに殺され自らも足を負傷した10歳のマックスは、歌手のエルザとその夫ミシェルに引き取られる。しかし、反ナチを訴えるミシェルが逮捕され、マックスはエルザに連れられパリへ逃れ、悲しみにくれる彼女と暮らしてきたのだった…。
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